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New House Of Tapes: Trip Science

名古屋のHouse Of Tapesのデビューアルバム”Trip Science”はとても奇妙で、初めて聴く時は少し戸惑うかもしれません。皮肉でも何でもないのですが、この激しく至って暗いサウンドは凄く独特なのです。House Of Tapesの音楽はいつでもまるで耐重力訓練のようで、Gasper Noeの映画を全て通して観ているようなダンス・ミュージック。単純に”House”とカタゴライズできる程シンプルでないのです。

でも”Trip Science”はアルバムとしての完成度が高い事は確かです。“Chaos Tape”に使われたチャイムの音が繰り出す美しくポップな不気味さはHouse Of Tapesらしいギミックですし、“Faint Light”での激しいビートや打ち込みはまるでブラック・ホールに吸い込まれて行くような感覚。去年リリースされた“Starting Point”や分かりやすいタイトルの”Noise Attack”は未だに新鮮さを失わず、アルバムにも違和感無く収録されています。凄く挑戦的な音楽ですが、聴くのは決して挑戦にはなりませんよ。ダウンロードはこちらから