New Figure: “Make Me Dry”

Nagoya’s Figure pretty much exists outside of any current Japanese music scene going today. His music easily could be classified as DIY indie-pop, but dude’s work is both too dark and too gravely to match up with the rest of Japan’s sunny twee charms. Figure also isn’t particularly arty or wild, discounting him from the more punk/garage/whatever the equivalent of Koenji in Nagoya is crowd. Figure just goes along releasing thick tracks like “Make Me Dry,” a just-over-six-minutes-long chug that finds his vocals approaching Paul Banks’ territory and the music being quite complex. This jump from a marble chug to a surprisingly twinkly bit in the middle that adds dashes of hope to an otherwise shadowy number. It’s impressive, and a reminder of how interesting this guy is. Listen below.

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    HNCは長く奇妙な道のりを辿ってきています。彼女のHazel Nuts Chocolateとしての活動は2000年に始まり、Plus-Tech Squeeze Boxや、中田ヤスタカのプロジェクト、Capsuleの作品にも参加してきました。ダンスビート重視というよりは渋谷系みたいな。彼女の初期の作品やコラボレーションは、可愛らしくアップテッンポでエネルギーに満ちていて、2009までの作品にはそのような空気感を特に聴く事ができます。”Cult”では今までのキュートさはそのままに、ドラムンベースからの影響も。その後彼女はしばらく活動をストップし、(Love And Hatesへの参加以外)一年程経って”I Dream I Dead“をリリースしました。楽しくポップなHazel Nuts Chocolateは姿を消し、パラノイアや不安を表現しているような作品です。キャンディーや猫について歌っていた長い年月が一晩の悪夢によって吸い込まれたかのような印象。この曲は音楽的にとても深く、今までの彼女の最高傑作と言えるでしょう。 新曲 “I Will Make You Sad”も過去のHNCから再び一歩離れているのですが、オープニングに重いドラムや寂しげなピアノが使われていて、”I Dream I Dead”よりも更に希薄な印象です。その後増えるシンセも曲を独占するわけでなく、全体の脆く儚いイメージを崩しません。曲に入ってきた直後の彼女の曲はミックスの奥深くにあり、前へは出てこないものの、”drinking your tears”というような言葉は聴こえてきます。コーラスでは曲のタイトルを繰り返してるのがはっきり聴こえますよ。HNCのキャリアは長い間その瞬間の感情の表現、”猫の可愛らしさ”であったりしたわけですが、”I Will Make You Sad”が意味しているように、今の彼女はより複雑な感情を表現を可能にしています。HNCのアーティストとしての大きな前進を是非堪能して下さい。試聴は以下から。