New Nile Long: “Rush To The Groove”
The Brixton AcademyがNile Longに改名した時、そのサウンドがどう変化するのか誰もが疑問に思ったはず。去年リリースされたEPは今までの彼らの痛いほど純粋なシンセポップとは違い、心よりも体を動かすサウンドでした。楽曲はもちろん素晴らしいのですが、The Brixton Academyの暖かさは消え、逆に最近かなり普及している80年代風に。 ただ驚きなのが最新シングルの”Rush To The Groove”ではThe Brixton Academyの人間味を取り戻しつつ、新しい音楽に挑戦している事。ボーカルはNile Long EPほどタイトではないものの、寂しげでメランコリックな雰囲気が特徴的。かといって夜中の2時頃に踊るのにも適しているのがびっくり。これからがNile Longの本領発揮なのでしょうか。