Music Alliance Pact September 2012

Make Believe Melodiesは今月のMusic Alliance Pactに埼玉のデュオ、Fancy Booksの“Sister Carry Stars”を紹介させて頂いています。世界中から紹介されている他のトラックも勿論聴いて頂けます。視聴は以下から。 Click the play button icon to listen to individual songs, right-click on the song title to download an mp3, or grab a zip file of the whole 38-track compilation through Ge.tt here. JAPAN: Make Believe Melodies Fancy Books – Sister Carry Stars Saitama duo Fancy Books takes…

Make Believe Mix For August 2012 Featuring Fancy Books, Moscow Club And Night Vision

8月も終わり、Make Believe Mixとして先月のフェイバリット・トラックを紹介させて頂きます。インディー・ポップやダンス等ジャンルも幅広く、Fancy Books,、Moscow ClubやNight Visionのトラックが収録されています。 以下はミックスに協力して頂いたアーティストのトラックリストです。リリース順になっています。 Fancy Books “Sister Carry Stars” – Wisteria EPより、購入はこちらから。 Jolie Joli “Dreaming Girl” – サイトより、視聴はこちらから。 Lilacs “Our Mistakes” – サイトより、視聴はこちらから。 Moscow Club “Sanatorium” – Radio Vietnam EPより、購入はこちらから。 YYSHIDD “Naomi’s Love Affair” – サイトより、視聴はこちらから。 Night Vision “I Decide” – サイトより、視聴はこちらから。

Woozy Pop: Fancy Books

ここ2年ほど前から、CUZ ME PAINレーベルのアーティスト達が暖めてきた、幻想的な空気感を持つダンスミュージックが、東京のシーンで注目を集めています。 このようなテイストは、Sapphire SlowsやLLLL等、同じように海外のブログで話題になっているアーティスト達からも見受けられるかもしれない。でも、CUZ ME PAINが放つJesse Ruinsの海外から受けている賞賛が大きな原動力となり、東京のインディーシーンを活性化させているのは確かです。 この夏にDead Funny RecordsからデビューEP、”Wisteria”をリリースした埼玉のデュオ、Fancy Booksのバイオグラフィーにも、CUZ ME PAINの名前が上げられています。 確かにオープニングトラックの”Twilight Memory”や”Ermine”では、シンプルなビートの上に温もりのあるシンセサイザーが渦を巻き混ざり合っていて、この比較も納得できるな、と感じます。 具体的にFancy Booksが、CUZ ME PAINのアーティスト達とどう違うかというと、”Wisteria”等で聴ける、ポップで楽しいボーカルがフィーチャーされている所でしょう。また、今回の目玉ともいえる”Sister Carry Stars” は、電子音やベースなどだけでも美しく表現できていただろうけれど、女性ボーカルが加わる事により、温もりのある、暖かいトラックへと見事に変貌しています。 CUZ ME PAINの中でもダントツにポップで聴きやすいJesse Ruinsでさえ、ミステリアスな世界観を演出する為にボーカルに工夫を加えています。しかしFancy Booksは”Sponge Boy”等で聴けるように、あえて自然なボーカルを導入する事で、新鮮さを出してきています。 “Wisteria”はCUZ ME PAINからの影響を上手く取り入れ、新しい可能性を追求した作品と言えるでしょう。 Fancy Books EPの視聴はこちらからまた、購入はこちらから: