Ryuuta Takaki’s Stillness EP

東京のアーティストRyuuta TakakiのStillness EPにおいて、その定義は後半のトラック”Phantasm”に込められています。始まりはミニマルでリラックスしていて、楽園をシンセサイザーで再現しているかのよう。その音は鳥のさえずりを彷彿とさせていて、速いビートとは妙な違和感が。しかし一分を経過したくらいからは激しいクラブ・サウンドに変貌します。と思ったら…曲は再びアンビエントに。Takakiが静けさと激しさの狭間を追求したEPの絶好のスナップショットと言えるでしょう。タイトルは自然を連想するものが多く(”Under The Water,” “Chill Wind,” “Sleety Rain”等)、ミニマルな構成が特徴的です。でもノイズを活かした、よりダンサブルなトラックなんかもあります。Ryuuta Takakiのスタイルを知るにはうってつけの8曲作品になっています。試聴はこちらから。