Sailing The Seapunk: Umio’s “ゆのっちと$∑ÅφÜ燔 (“Yunoochi To Seapunk”)
Seapunkは本当に良い音楽を追求したジャンルなのか、一部のアーティストの集まりが楽しむ為のジャンルなのか。ツイッターのハッシュタグにおいてもそんなに目立っていなかったSeapunkですが、ジャンルの持つ個性的なサウンドに魅了されたアーティストも勿論います。ここ日本で活動しているUmioもそんなイルカ好きの一人で、新曲のタイトルも”Yunoochi to Seapunk”といいます。水の音など使われているものの、そこまでSeapunkというわけでは無いような気はするのですが、興味深い曲なのは確かです。アニメと思われるサンプルから始まり、若干こもりがちでゲームチックなシンセが入ってきます。曲が進行するにつれてドラムンベースから調のパーカッションや、ニューエイジ風の展開も。アヒルのオモチャを握りつぶして音を出したようなこの曲は、何と呼べば相応しいのかも難しいところですが、新しい発見のある貴重な5分間となる事でしょう。試聴は以下から。