New Dustin Wong: “The Big She”

Tokyo-based guitarist Dustin Wong already had a strong first half of 2013, teaming up with Shibuya-kei staple Takako Minekawa to produce an album that took both artist out of their comfort zones. Now he’s primed for the rest of the year too, as he has a solo album (Mediation Of Ecstatic Energy) due out on Thrill Jockey in September. Here is our first preview of that collection, the surprisingly menacing “The Big She.” It opens with what almost sounds like guitar scraping, eventually joined by Wong’s submerged voice. Then…it shifts, and a beat enters…and then it borders on turning into a heavy metal number (or at least the boss music for a video game set in a dungeon). It’s a fragmented yet intriguing work, and makes us all the more excited for Wong’s forthcoming release. Listen below.

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    HNCは長く奇妙な道のりを辿ってきています。彼女のHazel Nuts Chocolateとしての活動は2000年に始まり、Plus-Tech Squeeze Boxや、中田ヤスタカのプロジェクト、Capsuleの作品にも参加してきました。ダンスビート重視というよりは渋谷系みたいな。彼女の初期の作品やコラボレーションは、可愛らしくアップテッンポでエネルギーに満ちていて、2009までの作品にはそのような空気感を特に聴く事ができます。”Cult”では今までのキュートさはそのままに、ドラムンベースからの影響も。その後彼女はしばらく活動をストップし、(Love And Hatesへの参加以外)一年程経って”I Dream I Dead“をリリースしました。楽しくポップなHazel Nuts Chocolateは姿を消し、パラノイアや不安を表現しているような作品です。キャンディーや猫について歌っていた長い年月が一晩の悪夢によって吸い込まれたかのような印象。この曲は音楽的にとても深く、今までの彼女の最高傑作と言えるでしょう。 新曲 “I Will Make You Sad”も過去のHNCから再び一歩離れているのですが、オープニングに重いドラムや寂しげなピアノが使われていて、”I Dream I Dead”よりも更に希薄な印象です。その後増えるシンセも曲を独占するわけでなく、全体の脆く儚いイメージを崩しません。曲に入ってきた直後の彼女の曲はミックスの奥深くにあり、前へは出てこないものの、”drinking your tears”というような言葉は聴こえてきます。コーラスでは曲のタイトルを繰り返してるのがはっきり聴こえますよ。HNCのキャリアは長い間その瞬間の感情の表現、”猫の可愛らしさ”であったりしたわけですが、”I Will Make You Sad”が意味しているように、今の彼女はより複雑な感情を表現を可能にしています。HNCのアーティストとしての大きな前進を是非堪能して下さい。試聴は以下から。

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    大阪のSarahry Recordsが9月22日に境のパンゲア・カフェでイベントをやるみたいです。80年代にイギリスにあったインディ・ポップレーベル、Sarah Recordsに捧げるイベントで、大阪で注目を集めるギター・ポップバンドが数々出演します。コンピレーション・アルバムも発売される予定で、出演バンドの曲や、Sarah Recordから生まれた名曲などがカバーされ、収録される予定です。ネットにアップされているのも同じ観点から制作されていて、Wallflowerによるブライターの”Does Love Last Forever?”のカバーや、 Lilacによるヘブンリーの”Cool Guitar Boy”のカバーからは、ギター・ポップに対する愛や誠意が伝わってきます。でも、フィールド・マイスの”Emma’s House”はFandazeによってちょっと調節されすぎていて、テンポがゆっくりになってたりします。(私が一番好きなインディ・ポップの曲なのもあって)やっぱりオリジナルのほうがいいな、って思います。 ページへはこちらから。視聴は以下から。Backyard Party in Popability! by Sarahry Records 他のニュースといえば、Traffic Lightが、長年続けられてるアン・アーバーのプロジェクト、サタデイ・ルックス・グッド・トゥー・ミーとスプリット・EPを出した事です。渋谷のViolet And Claireストアか、ネットでもこちらのサイトから購入可能です。現在視聴はできないのですが、ベテランと組んでのリリースはTraffic Lightにとって大きなステップなのではないでしょうか。

  • New De De Mouse: “Floats And Falls”

    “Restraint”(制御)という単語をDe De Mouseと結びつける事などないと思っていました。彼の音楽は通常、ボーカルを切り刻み、その切れ端をスピード感のあるビートの上に乗せるようなスタイル。任天堂DSの音楽ゲームだったら最大級の難易度ですね。ドラムンベースの影響が薄い曲に限っての話ですが。新作Sky Was Darkからの曲、”Floats And Falls”は何と9分もあるのですが、今回はただ速いだけではありません。逆にスローなこの曲では、シンセが上手く曲を展開させて行きます。ボーカルのみにスピード感があります…というよりは、跳ねるようなスタイルがそう聴こえさせるのかもしれませんが。 “Floats And Falls”は5分が経過したその時点で既に完成された曲なのですが、それだけで終わらないのが今回の注目点。曲は不意に展開し、ビートが消えてボーカルとシンセのみのパートになります。その後も次々に新しい音色が加えられ、曲を終わりへと導きます。長くも飽きのこない、優れた工夫が施された作品だと感じます。De De Mouseの曲の中でもダントツで平和な、広々とした空気感を放っていて、彼の新しいスタイルを象徴した、新しい始まりを感じさせる曲になっています。ビデオは以下に。

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    New Perfume: “Mirai No Museum”

    It’s tempting to excuse the relatively lukewarm “Mirai No Museum” because of its commercial obligations. This, maximalist-pop-trio Perfume’s newest single, serves as the theme song for the upcoming Doraemon film which seems to involve some sort of “future museum” (which is what you get when you translate the title). After a string of songs in…