New House Of Tapes: “Noise Attack”

最近ツイッターで、ダンスミュージックに踊る事とセックスする事意外の目的を求めるのはおかしい、みたいな内容の投稿を見ました。でも、全てがそうというわけでは決してないです。名古屋のHouse Of Tapesも勿論違った目的を見いだしていて、彼等の新曲、”Noise Attack” はその名の通りすごく細かいディテールが詰め込まれていて、取っ付きにくさは否めないものの、それを理解するためについつい何回もリピートしてしまう、中毒性のあるトラックです。別の新曲”For Rainbow“はミニマル・ハウスのような、実験性があまり聴けない曲なのですが、”Noise Attack”のインパクトはやっぱり強烈な物があります。テレビのノイズのようなサウンドで始まり、曲を通して大部分にそのノイズがバックグラウンドに存在しています。その次に入ってくるのが良い意味で気持ちの悪いシンセで、ビートがそれに続いて入ってきます。そして、違うリズム感を持つ同系等のシンセが入ってきて、曲のムードが予想以上に不快に展開していきます。決して尖っているわけではなくどこかスムーズで、どことなくギャスパー・ノエの映画のような雰囲気を持ったこの曲は、きっと病み付きになるでしょう。視聴は以下から。

Similar Posts

  • |

    Dancing After 1 AM Compilation Featuring MIR, She Talks Silence, Extruders And More

    Call And Response Recordsの新しいコンピレーションアルバム、”Dancing After 1 AM”は、我々の友達、イアン・マーティンのレーベルのものなので…探す手間が省けました。18曲も収録されているこのアルバムには、日本屈指のロック・アーティスト達も参加しています。She Talks Silenceが陰のような美しいギターを奏でる一方で、The Morningsの”Fuji”は去年にリリースされた”Save The Mornings”に引き続き、彼ららしい作品。POP-OFFICE、New HouseやTacobondsなども参加していて、さすがだな、と言わざるを得ません。今まで紹介してこなかったExtrudersによる“Collapsing New Buildings”はミニマルで、呟くようなボーカルとギターの鋭いストロークが良い味を出しています。Puffyshoesも1分程参加しています。 “Dancing After 1 AM”が持つフックといえば、ニューウェーブ・デュオのMIRがこのアルバムでカムバックし、新曲を1曲提供しているという所。これからの活動も期待しているのですが、“Dance”は、このグループの過去のハイライトを5分でまとめたような曲になっています。シンセとビートが良いグルーブ感を出しているのですが、それだけで終わらないのがこのグループの強み。決してアップビートではない、ナイーブなボーカルが、この曲を独特にしています。このような悲しげな、かつアップテンポなダンスミュージックは中々探しても出てこないですし、巧みにひねりを加えた独特な楽曲が多いので、Dancing After 1 AM、オススメです。 List of where to buy the album here.

  • Aimless Bop: Shunsuke Kojima’s Lost Spectacle

    Shunsuke Kojima doesn’t seem like he’s in any rush to get anywhere on Lost Spectacle. Despite starting the album with a clear-cut destination (“Airplane To Tokyo”), he spends the whole time creating instrumental tracks that bounce along, sure, but come off as more interested in exploring bright textures and beats. He really starts hitting his…

  • Anime Feelings: Ujaku

    The opening minute of producer Ujaku’s “Tonakai” sounds like a lost snippet of some Studio Ghibli film soundtrack. It’s nothing but some plaintive piano strokes with a few additional affects added in. It’s the emotional core of the song, which bursts open into a rollicking dance number soon after the minute mark, Ujaku dropping in…

  • Kill Them With Cuteness: Chibi-Tech’s “Moe Moe Kyunstep”

    オタク文化は長い間アニメやアイドル、そして漫画等と関連していた為、秋葉原にある全ては敬遠されがちでした。その周辺の音楽も例外ではなく、AKB48の名前を聞くだけで嫌がる人もいますよね。でも今年に入ってからはそのオタク文化が他のジャンルと上手く解け合ってきている気がします。アニメのサンプルは数々のインディーポップ作品に使われていますし、Shortcake Collage Tapeからも、Fazerockのダンスミュージックからも聴く事が出来ます。ボーカロイドをユニークに使うmus.hibaや、アイドルグループの東京女子流とタッグを組んでリミックス作品をリリースしたネットレーベル、Maltine Recordsも興味深いです。あまり認めたくはないのですが、AKB48の”Uza”もなかなか良かったです。 そしてアメリカ出身のChibi-Techは何と…EDMとメイドカフェの世界観を融合させた2曲を発表しました。作品名”Moe Moe Kyunstep”はそんなお店で働いてる店員さん達のセリフをもじったタイトル。でも曲は決してカフェで演奏するようなスタイルではなく、あくまでクラブ用です。一曲目はぶっちぎりのチップチューンなのですが、Chibi-Techはゲーム会社で働いているため納得です。AKB48をスーパーマリオブラザーズ2のフィルターを通して愉快に歌わせたような雰囲気が好印象。2曲目ももっと注目されるべきだと思っています。彼女の放つ特徴的な8-bitの音はスクリレックス風のブローステップに吸い込まれていき、一時は可愛らしかったNESの音はしだいに攻撃力を強めていきます。FazerockやMaltineも似たような事をやっているし、Youtubeには数多くの8-bitブローステップはあるのはわかっているのですが、その中でも”Moe Moe Kyunstep”は本当によく作曲されていると思います。試聴はこちらから、購入はこちらから。 Moe Moe Kyunstep by chibi-tech

New House Of Tapes: “Noise Attack”

Recently on Twitter, I saw someone write (and I paraphrase) that expecting dance music to be about anything more than dancing or fucking is ridiculous. Nagoya’s House Of Tapes envision another use on new song “Noise Attack” – sonic assault. True to its name, “Noise Attack” is an often unrelenting but always engaging listen, every detail of the song sounding interesting even if they also come off as a bit off-putting. Whereas House Of Tapes’ other new track “For Rainbow” is a pleasant bit of minimal house music that is also a bit unchallenging, “Noise Attack” definitely leaves an impression. It all opens with a crackling sound reminiscent of TV static, an initial endurance test that lurks in the background for most of the song. Some off-kilter synths come in and then the beat, and for a bit, this song doesn’t sound that abrasive. Then come another set of synths, these ones pricklier and more unsettling. From there, “Noise Attack” goes through a few more passages, all of which would feel at home soundtracking a Gaspar Noé film. Listen below.

Similar Posts