Stuff We Missed 2012: Timothy Work

Timothy Work covers a lot of ground in just four songs on their self-titled debut EP that dropped back in the summer. Which actually makes it surprisingly easy to overlook – 2012 saw all sorts of acts treating genre cornerstones as something meant to be thrown around, acts like Moscow Club touching on fragile indie-pop and dance-floor-ready electro-pop all within one EP, or Taquwami’s always in-motion music. The Timothy Work EP was easy to lose track of then, as it doesn’t have any sort of grabbing theme but is rather just a solid collection of songs. Timothy Work opens with laid-back, minimalist electronics on “London Echoes,” it a swirling bit of work that sounds wholly different from the following “Waves (You Heard),” which finds the outfit crafting a delicate indie-pop song featuring a more mellow take on My Bloody Valentine’s guitar line from “When You Sleep.” Not all these looks work – the faux rapping (chipmunked, of all things) and laser-sound overdose of “Hollywood!” doesn’t really suit the group. The piano-driven pop of closer “Roll The Dice,” though, does – it’s the most promising cut here, complete with the catchiest chorus. Get it here.

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    This year, Tokyo’s Moscow Club have been balancing precariously between electronic goodness and cheesy gloop. They haven’t abandoned the indie-pop sound that grabbed some attention last year – see the lovely “Radio Vietnam” – but their 2012 output has relied heavily on synths and keyboards, the band conjuring up a spacey, 80’s new wave vibe…

  • New Tofubeats: Summer Dreams

    神戸のtofubeatsはトラックメイカーとして数々のリミックスやオリジナル作品を手がけてきました。今年2012年は今までとは少し違い、プロデューサーとして、数々の面白い挑戦をしています。ラッパーのオノマトペ大臣と共同で数々の強力なトラックを作り出したり、J-Popのシーンにも関わったりしていました。Yukiの曲のリミックスや、lyrical school(改名前はtengal6)への楽曲提供などがハイライトでしょう。でも、そのような活動をする中で、ついに傑作”Summer Dreams”をリリースしました。 今回リリースされた9曲は、一直線なビートとラップが印象的な、プロデューサー中心のトラックに、カット&ペーストスタイルでボーカルのサンプルが使われています。今までの曲のように、ゆるい感じの物が多く、ホーンなどが使われている”poolside”のような、レイド・バックな曲が印象的です。In My Room” と”Synthesizer”も同じような雰囲気で、みんなで歌えるような曲なのに、決してそれだけでは終わらせないのが面白いところです。”In My Room”を例にあげるならば、ボーカルに一ひねり加えられていて、声が陰に隠れ、ダークな印象を生み出しています。”Synthesizer”ではボコーダーが使われ、ゆったりとした印象を強めています。 このようにtofubeatsはボーカルに多くの工夫を加えています。主に、ボーカルのサンプルを速めるという手法が使われています。”Killing Me Soft Cream” “Sweat N Dry” (AxeのCM曲) と “Work Shit”にもそのような手法が使われているのですが、Taquwamiの新しいEP、”Blurrywonder”と共通点があるように感じます。でも、tofubeatのほうがシンプルかつミニマルで、繰り返しが多いような印象です。(Work Shitを除く)。この3曲が新しいアルバムのなかでも特に傑作と言えるでしょう。購入はこちらから、視聴は以下から。 summer dreams by tofubeats

  • Mass Of The Fermenting Dregs Call It Quits, Release One Last Song “Tantantan”

    Mass Of The Fermenting Dregsは9月1日、バンドのホームページにて解散を発表しました。リードシンガーの宮本菜津子によって発表され、彼女のこれからのソロ活動についても言及されています。本文にはMass Of The Fermenting Dregsの未発表曲、“たんたんたん”がプレゼントとして貼り付けてあり、こちらからダウンロード可能です。 “たんたんたん”は、ここ数年のバンドのなかでも良質な音楽を生み出してきたFermenting Dregsらしい結論になっているな、と感じます。あまり勢いのある曲ではないものの、ゆったりとしたメローなテンポは、バンドの今までの曲を思い出させてくれます。色々脳裏に浮かびますが、特に2010年の作品、ゼロコンマ、色とりどりの世界は、その名の通り色あせない名盤です。最後の曲で宮本は声を絞り出すように歌い、攻撃的なギターと絡み合うのですが、決してやりすぎのないように、今までの通り上手く調節されています。

Stuff We Missed 2012: Timothy Work

Timothy Workが夏にリリースしたセルフタイトルのEPは、わずか4曲収録ながら幅広い音楽性を堪能する事ができます。そもそも、2012年に活躍したアーティスト達はジャンルの枠を飛び越える事が多かったですね。Moscow Clubもインディーポップからよりエレクトロなポップまでこなしていますし、Taquwamiの音楽性は常に変化しています。今回紹介するこのTimothy Work EPにはキャッチーな一貫したテーマ等は無いのですが、純粋に完成度の高い曲の集合体だと言えるでしょう。ミニマルなエレクトロ曲”London Echoes”に続くのは、My Bloody Valentineの”When You Sleep”のギターをよりやわらかくしたようなデリケートなインディーポップサウンドが特徴的な”Waves (You Heard)”。一筋縄にはいかないですね…と思ったとたんに次は色んな意味でエフェクトがかけられたラップが特徴的な”Hollywood!”が…最後の”Roll The Dice”は美しいコーラスとピアノが心地よく、オススメです。ダウンロードはこちらから

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