New Sakanaction: “Music”

Sakanaction’s latest single “Music,” due out January 23, finds the group touching on some of their older material. The way lead singer Ichiro Yamaguchi stretches out syllables in the verses brings to mind the single “Endless,” while the late-song surge in emotion resembles another cut from DocumentaLy, “Monochrome Tokyo.” Yet this isn’t the sound of Sakanaction running out of ideas, but rather them taking these ideas into new directions. It also helps that “Music” fits in a bunch of other great ideas too – it starts as a bouncy-but-lonely track, leaving Yamaguchi’s voice right in the center. Yet the band soon picks up the pace and “Music”builds towards what has become Sakanaction’s calling card – a big, emotional burst of a chorus. I’ve said it before and I’ll say it again, but watching these guys become the best mainstream rock band in Japan has been special. Listen here.

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サカナクションは1月23日発売のニューシングル、”ミュージック”にて、彼らの原点を少し振り返っています。ボーカリスト山口一郎のバースでの声の伸ばし方はまるでシングル”エンドレス”のようで、曲の後半で感情がぐっと込み上げてくる感じは”モノクロトウキョー”の世界観。でもアイディアが尽きたとかそういう意味ではなく、彼らが本来持っていたコアな部分を大事にしつつ、新しい事にチャレンジしています。構成も美しく、最初は山口のボーカルをセンターに配置した寂しい雰囲気で始まり、徐々にバンドがスペースを埋め、コーラスで感情は頂点に。度々言いますが、サカナクションが日本のメインストリームで飛躍していく姿を観れて本当に光栄です。試聴はこちらから。

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