New Masculin: “Manhattan Suicide”

CUZ ME PAINは最近、あまりリリースをせず、ライブやレコーディングに力を入れている感じがします。それともニコラス・ケイジ出演の映画を勉強したりしてるのかな。CUZ ME PAINのプロジェクトMasculinの新曲、”Manhattan Suicide”は、ニコラス・ケイジ主演のデビッド・リンチ映画、ワイルド・アット・ハートの台詞から始まります。2分間シンプルに淡々と流れるグルーブは、リンチ・テイストが他の曲よりは抑えめかも。ワイルド・アット・ハートからの物かは確かじゃないですが、他の台詞とピアノの流れるようなフレーズがリピートされています。そのようなサウンドが楽しい雰囲気を出していて、ツイン・ピークス的か、と言えばそうではないのですが、このような遊び心のあるリリースを聴く事で、CUZ ME PAINから更なるリリースを期待してしまいます。

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    神戸のtofubeatsはトラックメイカーとして数々のリミックスやオリジナル作品を手がけてきました。今年2012年は今までとは少し違い、プロデューサーとして、数々の面白い挑戦をしています。ラッパーのオノマトペ大臣と共同で数々の強力なトラックを作り出したり、J-Popのシーンにも関わったりしていました。Yukiの曲のリミックスや、lyrical school(改名前はtengal6)への楽曲提供などがハイライトでしょう。でも、そのような活動をする中で、ついに傑作”Summer Dreams”をリリースしました。 今回リリースされた9曲は、一直線なビートとラップが印象的な、プロデューサー中心のトラックに、カット&ペーストスタイルでボーカルのサンプルが使われています。今までの曲のように、ゆるい感じの物が多く、ホーンなどが使われている”poolside”のような、レイド・バックな曲が印象的です。In My Room” と”Synthesizer”も同じような雰囲気で、みんなで歌えるような曲なのに、決してそれだけでは終わらせないのが面白いところです。”In My Room”を例にあげるならば、ボーカルに一ひねり加えられていて、声が陰に隠れ、ダークな印象を生み出しています。”Synthesizer”ではボコーダーが使われ、ゆったりとした印象を強めています。 このようにtofubeatsはボーカルに多くの工夫を加えています。主に、ボーカルのサンプルを速めるという手法が使われています。”Killing Me Soft Cream” “Sweat N Dry” (AxeのCM曲) と “Work Shit”にもそのような手法が使われているのですが、Taquwamiの新しいEP、”Blurrywonder”と共通点があるように感じます。でも、tofubeatのほうがシンプルかつミニマルで、繰り返しが多いような印象です。(Work Shitを除く)。この3曲が新しいアルバムのなかでも特に傑作と言えるでしょう。購入はこちらから、視聴は以下から。 summer dreams by tofubeats

  • New LLLL Video: “Because Of My Eyes”

    東京のデュオ、LLLLの新しいビデオ”Because Of My Eyes”は、まるで週末に夜遊びしているかのような光景。眩しいライトやビデオエフェクトは酔っぱらっているような気持ちにさせてくれます。全て白黒で撮影されていているこの作品では、街を散歩したりクラブで踊ったり、気づけば女性がこちらを眺めていたり。J-Popからの影響が強いものの、LLLLらしい少しダークな雰囲気で日本のパーティーライフを体験できます。ビデオは上から。

  • Young Drops: Inorg, Miii, Fazerock And A Peek Into Japan’s Brostep Scene

    ブロステップ、そしてもっと広い定義で言うとダブステップは、アメリカを含む多くの国でメインストリームになってきています。SPINやRolling Stoneといった雑誌では、このダンスミュージックにおける新たな流れについて多く取り上げています。また、The Electric Daisy Carnival のようなフェスも、膨大な動員数を誇っています。デッドマウスやスクリレックス、そしてベースネクター等、多くのダブステップアーティストがトップクラスのアクトになってきていて、好きでも嫌いでも、今最も注目すべきムーブメントだというのは認めざるを得ないでしょう。 日本でも最近になってシーンが出来てきたみたいです。Inorgの”Sleep”なんかがスクリレックスのようなブロステップの日本人的解釈と言えるのではないでしょうか。曲はロックファンならおなじみの、レディオヘッドの”Fitter Happier”からのサンプルで始まります。明確な芯がありつつも、いわゆる”ダブステップ”とは違い、ソフトな空気感を持っていて、ドロップが来ても柔らかいので、ジャンルの持つ偏見みたいな物を取っ払うような斬新サウンドになっています。 色々なエレクトロ・ジャンルで実験をする東京のMiiiは、最近のリリース、”Tokyo War Trap”で、ブロステップに挑戦しています。でも面白いひねりが加えられていて、例えばタイトル・トラックでは、ブロステップと同じくらいレゲエからの影響が感じられます。”Heat Off The Floor”は、Zombyとかがやりそうな、ダブステップ愛を避けるようなトラック。でも”Anti Virus Anti”なんかが特にそうなのですが、低音重視の流れを意識しているのは明確です。ダウンロードはこちらから、視聴は以下から。 Tokyo War Trap EP by Miii もし強烈なのが聴きたいのであれば、Fazerockの”Attempted Suicide”というEPを紹介します。顔面をぶん殴るような力強いドロップと、面と向かって怒鳴ってくるようなラップがフィーチャーされています。気になる方は是非お聴きあれ。 ATTEMPTED SUICIDE by fazerock

New Masculin: “Manhattan Suicide”

CUZ ME PAIN has been a little quiet as of late, the Tokyo imprint not putting out all that much new material lately. They’ve either been focused on playing live shows and recording new material…..or they’ve been brushing up on Nicolas Cage movies. CUZ ME PAIN project Masculin’s new track “Manhattan Suicide” opens with a snippet of dialogue from David Lynch’s Wild At Heart, but unlike most songs that get described as “Lynchian,” this one isn’t all that unsettling. Instead, it just grooves on for just over two minutes. It features another vocal sample that skips a little bit (don’t know if it’s also from Wild At Heart) and a piano line swoops in every once in awhile, but none of it sounds Twin Peaks worthy. A nice little track that hopefully means more CUZ ME PAIN tunes on the horizon.

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