New Taquwami: “All My Life”

In his relatively brief career, Tokyo’s Taquwami has explored a lot of sonic ground. He’s made maximal sounds, fragile songs, sample-heavy dance numbers and heady tunes that sound like holding a particularly trippy seashell up to your ear. And that’s not even counting the directions he’s splintered off with his Occult You project. His latest piece of production, “All My Life,” features plenty of his trademarks – vocal samples turned syrupy, a general electronic wooziness – but sees Taquwami trying a few new things out. He has been incorporating touches of R&B into his music for a while now – this year’s Blurrywonder EP imagined what the genre would sound like if thrown into a synth-powered tornado – but “All My Life” comes closest to sounding like proper R&B, the minimal beat that dominates the first half of the song even bringing to mind a hazier take on Usher’s “Climax.” Even those vocal samples – still warped to near alien mumbles – now sound like whispers in the dark, giving this a sense of intimacy. It all blooms later in the song and approaches more familiar territory, but “All My Life” features some nice new wrinkles too. Listen below.

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    「自分が歌うつもりが無い曲を書くのにいつも罪の意識を感じてる。」と語るのは、Cloud Buseyことボブ・ワイリー。Lights + Musicにて新曲、”havUever”について解説しています。この曲はジャスティン・ビーバーの曲にしてもいいんじゃないか、と言い、もしジャスティンが見つけたなら提供する、との事。確かに”havUever”の輝くようなシンセとビートは、ジャスティンのボーカルが際立つような物になっています。 でもまあ”havUever”にはボブのボーカルが一番しっくりくると思います。ビッグネームのポップ・スターが歌ったらまた違った物になるんじゃないかな。Cloudy Buseyのトラックでもそうですし、特にIce Cream Shoutの”Tattooed Tears“なんかでは、ボブのボーカルは心に触れてくるような、暖かい真心を感じるような物では決してないものの、現実的で冷ややかなその表現は、同じような経験を持つ人から、より大きな共感を得られるでしょう。Cloudy Buseyの新作からも分かる通り、ボブのボーカルはどんどん説得力を増していてます。ジャスティン・ビーバーが歌っても良いのかもしれないけれど、ボブの歌う”havUever”は、独自の美しさで溢れています。

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    ネットレーベルのMaltine Recordsはもともと結構J-Pop推し。でも今年はJ-Popから影響を受けている作品だけではなく、もっと正統にポップを追求した作品を幾つかリリースしています。Avec AvecのEP、”おしえて“もそうですし、東京女子流のリミックス集なんかもあります。で、今回のFazerockのMaltineからのEPもそう。この、”あの星にのせて”では、普段の作風よりも大人しく、ウォブルベースやドロップも控えられてます。Reddam(今回はボーカルで参加。Reddam自身のリリースもオススメですよ)とのコラボ作品なので納得ですし、互いのスタイルが上手く調和しているかなと。でもMaltineにはポップに特化してほしくなくて…その時々の潜んだ才能を持つアーティストをプッシュしていて欲しいのが正直な意見なのですが…今回のようなリリースも勿論面白いですよね。ダウンロードはこちらから。

New Taquwami: “All My Life”

東京のプロデューサーTaquwamiは様々な挑戦をしてきました。激しい曲や繊細な曲、サンプル重視の曲や貝殻を耳に当てているような幻想的な曲、Occult Youの活動を除いても、彼の手がけた楽曲は大変バラエティーに富んでいます。新曲”All My Life”ではそんなTaquwamiの得意なサンプリングやエレクトロ・サウンドが輝きつつも、新たな挑戦も随所にちりばめられています。今年リリースされたBlurrywonder EPはR&BをTaquwami流のシンセの渦に巻き込んだようなサウンドだったのですが、今回の”All My Life”はより正統派なR&Bに。曲の前半を埋め尽くしているミニマルなビートはまるでUsherの”Climax”のよう。空気感に影響されてなのか、ボーカルサンプルはいつもよりもつぶやきがちで暗い印象に聴こえてきます。後半ではいつものスタイルが展開されていくのですが、”All My Life”はTaquwamiの新たな一面を確かに確認できる曲になっています。試聴はこちらから。

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