Sound Of The City: YYSHIDD

シティ・ポップスは、日本経済がピークを迎えたバブルの頃に盛り上がったジャンルですが、数年前から復活の兆しを見せています。ジャパンタイムズでこの流行について取り上げられています。Things That Fadeをリリースしたデュオ、Greeen Linezを中心として書かれてるのですが、彼等の音はまるで銀座のホテルでくつろいでいるような気分にさせてくれます。最近注目している他のシティ・ポップスアーティストといえば海老名のYYSHIDDです。SoundCloudのプロフィールには、“Japanese composer/student” (日本の作曲家/学生)と紹介されています。彼の“Naomi’s Love Affair”という曲では、シティ・ポップスの醍醐味が全て取り入れられています。シンセやベース、そしてトロピカルな雰囲気を持つパーカッションが、仕事の後のリラックスタイムのような空気感を表現しています。夏の暑さを和らげてくれるようなスムーズなボーカルも印象的です。

だからといってYYSHIDDはシティ・ポップスに留まろうとしている訳ではありません。Greeen Linezのように、他のジャンルからの影響も積極的に取り入れられています。例えば、“Potato”では涼しく心地良い楽曲の上にラップがサンプルされています。視聴は以下から。

Similar Posts

  • |

    Bunch Of Artists (Picnic Women, PARKGOLF, Osamu Ansai, Avec Avec) Remix Tofubeat’s Music

    Do you feel that, hanging in the air? As chilly autumn winds start blowing in, so does the specter of year-end lists. Tofubeat’s first full-length album Lost Decade is a lock to land somewhere on Make Believe Melodies’ top albums list, and if you haven’t bought a copy yet, get on that. Maltine Records, who…

  • New LLLL: Mirror

    東京のデュオ、LLLLの楽曲には良い意味で不穏な空気感が漂っています。セルフ・タイトルのデビューアルバムも、続くシングル”Spider Web/Drafting Still“も、何かが陰に潜んでいるようなスリルを感じさせてくれます。今月リリースされたデュオの最長作品、”Mirror”というミニアルバムでは、目の回るようなサウンドがさらに強調されていて、それでいて今までの作品よりもポップさが増しています。一曲目の”Oddness”のイントロでフィーチャーされているシンセからすでにホラー・映画のような雰囲気が感じられ、後に出てくる音色も、スピード感に変化を与えていたり、曲に深みを足しています。色気のあるボーカルも上手く抜けていますし、曲をキャッチーで聴きやすい物にしています。 次の曲、”I Wish You”は、ボーカルの処理の仕方や、それに絡むダンス・ビート等、構成がスウェーデンのザ・ナイフを彷彿とさせています。このグループもエレクトロ・ポップをダークな新しい物にしているので、共通点が多く見受けられます。”Mirror”に収録されている他の曲も、安定してポップかつキャッチーで、それに加えられたダークさがLLLLの最大の武器かつ個性で、作品に深みを与えています。 Mirror by LLLL

  • New Magical Mistakes: “Later On”

    Magical MistakesのEverything Uncertainが今週発売されました。Day Tripper Recordsからリリースされたフル・アルバムとしては最新作です。もし家から出たくないのであれば…Day Tripperのサイトからも購入可能です。新曲”Later On”のビデオも上から見れます。Magical MistakesはDay Tripperのアーティストの中でも突出した個性があり、本作ではそこがさらに強調されています。”Later On”は、パキパキした質感のアコースティック・ギターやトライバルな楽器が、エレクトロ要素と共鳴し、オリエンタルな雰囲気の強い楽曲になっています。これから関西のシーンをリードしていく存在になり得る独自性が見られます。でもビデオは…昆虫が苦手な人は【閲覧注意】です。

Sound Of The City: YYSHIDD

City pop, a genre of music that saw its heyday during the high times of Japan’s bubble economy, has had a bit of a resurgence over the past year. The Japan Times covered this trend towards the retro recently, focusing on the likes of Greeen Linez whose recent album Things That Fade is an excellent collection of 80’s-synth-powered numbers that bring to mind a hip hotel lounge in Tokyo. Another artist dabbling in the city-pop sound is Ebina’s YYSHIDD, a “Japanese composer/student” whose song “Naomi’s Love Affair” hits on all the styles sweet points. It has squelchy synths and bass, vaguely tropical percussion and a general atmosphere of after-work relaxation. It also features smooth vocals apt for the remainder of the summer.

YYSHIDD, though, isn’t purely making sonic dioramas of old sounds. Like Greeen Linez, the producer incorporates other styles into his songs, like how he strings a rap sample through his otherwise breezy track “Potato.” Listen below.

Similar Posts